Japanese
English
特集 脳外傷による障害の特徴とその対応
コミュニケーション障害に対するアプローチ
Approaches to Communication Disorders.
高橋 正
1
Tadashi Takahashi
1
1七沢リハビリテーション病院脳血管センター
1Nanasawa Rehabilitation Hospital, Comprehensive Stroke Center
キーワード:
構音障害
,
失語症
,
治療プロトコール
Keyword:
構音障害
,
失語症
,
治療プロトコール
pp.468-475
発行日 1994年6月10日
Published Date 1994/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552107626
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はじめに
脳外傷後のコミュニケーション障害には運動性構音障害(motor speech disorders,以下,構音障害と略),失語症,認知機能障害により二次的に派生するコミュニケーション障害(cognitive-language impairment)などがあるが,紙数に制限があるため本項では主として構音障害と失語症について述べる.加えて,米国の頭部外傷患者の専門病院で作成された治療プログラムを再構成し,認知機能レベル(Rancho Los Amigos方式)に沿った系統的なリハビリテーションの実際を紹介する.同時に,そうしたプログラムの中における言語治療スタッフ(以下,STと称す)の役割について考察する.
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