学会報告
第73回関東地方リハビリテーション医学懇話会―1993年6月5日,於:丸子看護専門学校講堂
竹内 孝仁
1
1日本医科大学付属第二病院リハビリテーションセンター
pp.169-171
発行日 1994年2月10日
Published Date 1994/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552107558
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
1.慢性関節リウマチ患者のスポーツ活動度(第2報)―THR施行RA患者について
日本医科大学リハビリテーションセンター 飯盛仁志・竹内孝仁・田島圭輔・安岡利一・斉藤亜野・藤林優香
RA患者の身体的・精神的状態を表現しかつ日常生活指導の方法としてわれわれはスポーツ活動度を取り上げ調査を行い,THR施行RA患者の活動度を報告する.
対象と方法:classical RA 11人(男性1人,女性10人;平均年齢61.6歳)に対して,アンケート調査を行った.その結果から,日本体育協会の生活活動強度より対象を大きく3群に分類した.すなわち,自発的な運動をまったく行わず日常生活活動のみ行っている患者群を非活動群,ラジオ体操・散歩・屋内での手芸や絵画などを行っている患者群を低活動群とし,一般にいわゆるスポーツとして取り扱われている種目を行っている患者群を高活動群とした.
Copyright © 1994, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.