Japanese
English
研究と報告
末梢循環障害による切断例の検討
Review of the Amputation With Peripheral Vascular Diseases.
吉村 理
1
,
西野 興史
1
,
林 克二
1
,
上田 まり
1
Osamu Yoshimura
1
,
Koshi Nisino
1
,
Katsuji Hayashi
1
,
Mari Ueta
1
1九州労災病院リハビリテーション診療科
1Division of Rehabilitation Medicine, Kyusyu Rousai Hospital
キーワード:
末梢循環障害
,
切断
Keyword:
末梢循環障害
,
切断
pp.679-684
発行日 1993年8月10日
Published Date 1993/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552107422
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はじめに
欧米1)では切断原因の70%以上を閉塞性動脈硬化症,糖尿病性壊疽などの未梢循環障害が占める.本邦では従来,切断原因の大多数は交通事故,産業災害などの外傷であったが,近年末梢循環障害による切断が増加2)している(図1).リハビリテーションの観点より末梢循環障害による切断例を検討し,閉塞性動脈硬化症,閉塞性血栓性血管炎,糖尿病性壊疽による切断例,再切断を必要とした例,脳卒中片麻痺と切断の重複障害例について述べる.
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