Japanese
English
◆ケーススタディ
両上腕切断の義手による自動車運転
Driving a Car with Bilateral Upper-Limb Protheses
松村 豊子
1
,
宿輪 武男
1
,
大塚 文
1
,
吉村 理
1
Toyoko Matsumura
1
,
Takeo Syukuwa
1
,
Aya Otsuka
1
,
Satoshi Yoshimura
1
1九州労災病院 リハビリテーション科
1Kyusyu Rosai Hospital
キーワード:
切断
,
義肢
,
自立生活技能
Keyword:
切断
,
義肢
,
自立生活技能
pp.121-125
発行日 1989年5月15日
Published Date 1989/5/15
- 販売していません
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- 参考文献 Reference
- サイト内被引用 Cited by
要旨:近年の車社会を象徴するように,車の性能や機能向上は目覚ましく,オートマチック,パワー・ステアリング,パワー・ウィンド,リモートコントロール式サイドミラー等の機能はもはや常識となり,更にはICの利用へとすすんでいる.この様な人間工学的開発によって運転への身体的ハンディは軽減され,更には個々の障害に応じた車の改造へのアプローチも加わり,運転適性不可能領域であった者も可能となるケースが多くなっている.今回我々は両上腕切断の運転専用義手を開発することによって,義手による車の運転がはじめて認められ,免許再交付となったので,その経過と共に運転専用義手及び車の改造点等を報告する.
Copyright © 1989, Japanese Association of Occupational Therapists. All rights reserved.