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増大特集 知っておきたいリハビリテーション・テクニック
機能障害へのアプローチ
呼吸機能障害に対するアプローチ―頸髄損傷急性期を対象として
Respiratory Management for Acute Quadriplegic Patients.
大橋 正洋
1
,
森井 和枝
2
,
前田 淳一
2
Masahiro Ohashi
1
,
Kazue Morii
2
,
Jun-ichi Maeda
2
1神奈川リハビリテーション病院リハビリテーション医学科
2神奈川リハビリテーション病院理学療法科
1Kanagawa Rehabilitation Hospital
キーワード:
肺理学療法
,
頸損呼吸障害
Keyword:
肺理学療法
,
頸損呼吸障害
pp.973-977
発行日 1992年9月10日
Published Date 1992/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552107192
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はじめに
リハビリテーション医学の分野では,麻痺性疾患に伴う呼吸障害への対応を迫られることが多い.例えばポリオは,多くの肢体不自由患者を発生させ,今日のリハビリテーション医学発展のきっかけを作った.またポリオによる呼吸筋麻痺は,鉄の肺や舌咽呼吸など,呼吸障害リハビリテーション技術の基礎も作っている.本稿では今日的問題として頸髄損傷(以下,頸損)急性期をとりあげ,肺理学療法テクニックの一部を紹介する.
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