Japanese
English
実践講座 リハビリテーション処方実例集(1)
脳血管障害
The Prescription of Medical Rehabilitation: The case of cerebral vascular disease.
今村 義典
1
,
緒方 甫
1
Yoshinori Imamura
1
,
Hajime Ogata
1
1産業医科大学リハビリテーション医学教室
1Department of Rehabilitation Medicine, University of Occupational & Environmental Health
キーワード:
リハビリテーション処方
,
脳血管障害
Keyword:
リハビリテーション処方
,
脳血管障害
pp.747-751
発行日 1991年7月10日
Published Date 1991/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552106869
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はじめに
リハビリテーション治療の処方は治療を実施する時期の患者の評価に始まる.障害の評価の方法は様々であるが,筆者らは器質的障害(impairment),能力的障害(disability),社会的不利(handicap)の各レベルで整理し,特に治療を必要とする障害内容を問題点としてリストアップする.このリストアップについては,各障害レベルの順序で行う場合と,治療対象の重要度の順序にリストアップする場合とがあるが,筆者らは一般的には前者の障害レベル別に行うことが多い.また,脳血管障害のリハビリテーション治療経過については,主として次のような時期に従って処方が追加,変更されていく.
1)急性期(ベッドサイド期)
2)離床期(訓練室開始期)
3)回復期(歩行期)
4)安定期(退院準備期)
5)外来通院期(フォローアップ期)
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