Japanese
English
特集 リハビリテーション領域における体力
脳卒中後片麻痺者の活動性
Physical Activity in Patients with Hemiplegia.
宮原 恵子
1
,
緒方 甫
1
,
浅山 滉
1
,
今村 義典
1
Keiko Miyahara
1
,
Hajime Ogata
1
,
Ko Asayama
1
,
Yoshinori Imamura
1
1産業医科大学リハビリテーション医学教室
1Department of Rehabilitation Medicine, University of Occupational and Environmental Health.
キーワード:
脳卒中後片麻痺
,
体力
,
活動性
Keyword:
脳卒中後片麻痺
,
体力
,
活動性
pp.853-857
発行日 1984年11月10日
Published Date 1984/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552105276
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はじめに
近年,脳卒中後片麻痺のリハビリテーションに関する研究は,神経生理学的な検討などを中心として各方面よりなされ,めざましい発展をとげている.しかし,呼吸・循環・代謝など生体の内部環境に対する生理学的検討,特に体力医学的検討の必要性が,多くの識者により指摘され,今後さらに研究の発展が期待される分野である.
筆者らは,リハビリテーション施行中の片麻痺患者について,24時間の心拍数の変化およびエネルギー消費の方面よりその活動性を評価し,体力医学的側面より検討を行っているので,その効果をふまえ脳卒中後片麻痺者の体力について若干の考察を加えてみる.
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