Japanese
English
増大特集 老年者とリハビリテーション
Ⅱ.老化の障害学
1.Impairment
関節可動域(ROM)
Range of Motion (ROM) in the Elderly.
笠原 とし子
1
,
渡辺 英夫
2
,
笠原 貴紀
2
,
鶴田 敏幸
2
Toshiko Kasahara
1
,
Hideo Watanabe
2
,
Takaki Kasahara
2
,
Toshiyuki Tsuruta
2
1東原整形外科病院
2佐賀医科大学整形外科
1Higashihara Orthopedic Hospital
2Department of Orthopedic Surgery, Saga Medical School
キーワード:
老人
,
関節可動域(ROM)
,
拘縮
Keyword:
老人
,
関節可動域(ROM)
,
拘縮
pp.297-300
発行日 1991年4月10日
Published Date 1991/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552106770
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はじめに
人口の高齢化が進み老人医療が重要視されている現在,整形外科やリハビリテーション診療に際して,老年者としての四肢の関節可動域(以下,ROMと略)の正常域値ならびに障害の特徴を知ることは重要である.
以前,我々は健康人のROMを調査し,年齢や性別によりROMが少なからず異なることを報告1~3)ているが,今回は健康老年者および障害をもつ老年者のROMの特徴と拘縮の予防法や治療法について検討してみる.
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