Japanese
English
講座 社会福祉施設(5)
身体障害者更生援護施設
Rehabilitation Institutes for the Physically Handicapped.
間宮 典久
1
Norihisa Mamiya
1
1長野県身体障害者リハビリテーションセンター
1Nagano Rehabilitation Center.
キーワード:
身体障害者福祉法
,
社会福祉施設
,
肢体不自由者更生施設
,
重度身体障害者更生援護施設
Keyword:
身体障害者福祉法
,
社会福祉施設
,
肢体不自由者更生施設
,
重度身体障害者更生援護施設
pp.1035-1041
発行日 1987年11月10日
Published Date 1987/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552106672
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はじめに
身体障害者(以下身障者と略す)福祉法が制定されて40年にならんとし,またポスト国際障害者年10年の折り返しの年にあたる今日,社会福祉施設の中でも身障者福祉法による身障者更生援護施設は,社会のニーズの変化に応じた法改正により施設の種類の増加,施設数の増加が著しく,昭和50年の施設数は394,その利用者は13,999人であったものが,昭和60年には施設数が848,その利用者は29,895人と倍以上に増加している.これに対する従事者も8,045人から18,947人となってマンパワーも倍増している.
本講座で私に与えられた分野は身障者更生援護施設についてであるが,既にこの分野では多くの検討がなされ,1985年5月の本誌(13巻5号)では今田拓氏が克明にリポートされている.今回私は少し視点を変えて,主として身障者更生援護施設の中で肢体不自由者更生施設と重度身障者更生援護施設について,全国的に抱えている問題を現状を踏まえながら,また長野県における施設の変貌を紹介し,その中から施設の今後の展望が示唆できれば幸である.
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