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編集後記
大井 淑雄
pp.160
発行日 1987年2月10日
Published Date 1987/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552106469
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義肢に血が通うまでという有名な言葉がある一方で,知覚のfeed backのない義肢の欠点が叫ばれ,患肢温存手術limb salvaging surgeryは確実に増加している.そして切断そのものが世界的に見ても減少の方向に向っているように見える.
しかしそれにも拘らず切断の止むなきに到る疾患は皆無となってはいない.なるほど腫瘍などについては患肢温存の傾向は昨今の話題となっているが,逆に末梢循環障害性疾患による切断,ことに両下肢切断も稀ではない.
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