Japanese
English
特集 老人の脊髄損傷
高齢脊髄損傷者のリハビリテーション・プログラム
Rehabilitation Program for Aged Spinal Cord Injury.
大隈 秀信
1
,
緒方 甫
2
,
永吉 美砂子
1
,
広重 靖
3
Hidenobu Okuma
1
,
Hajime Ogata
2
,
Misako Nagayoshi
1
,
Yasushi Hiroshige
3
1筑豊労災病院リハビリテーション診療科
2産業医科大学リハビリテーション医学
3総合せき損センター
1Department of Rehabilitation Medicine, Chikuho Rosai Hospital
2Department of Rehabilitation Medicine, University of Occupational and Environmental Health
3Spinal Injuries Center
キーワード：
高齢脊髄損傷
,
リハビリテーション・プログラム
Keyword:
高齢脊髄損傷
,
リハビリテーション・プログラム
pp.423-429
発行日 1990年6月10日
Published Date 1990/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552106282
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はじめに
高齢脊髄損傷者のリハビリテーション・プログラム（以下，リハプログラムと略）も基本的には若年脊髄損傷者に対する一般のリハプログラムと変わらない．しかしながら，高齢脊髄損傷者には若年脊髄損傷にはない病態的特徴，あるいは高齢者本来が持つ身体的，心理的諸問題を有し，リハプログラム実施にあたって十分な配慮が必要である．以下，高齢脊髄損傷者のリハプログラム実施上の問題点を文献的考察を加えて論ずることにする．
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