Japanese
English
増大特集 新・リハビリテーション技術
障害編・その他
聴覚障害:小児人工内耳の装用訓練
Rehabilitation Program for the children with cochlear implant.
倉内 紀子
1
Noriko Kurauchi
1
1九州保健福祉大学保健科学部言語聴覚療法学科
1Department of Speech Therapy, Kyushu University of Health and Welfare
キーワード:
人工内耳
,
リハビリテーション・プログラム
Keyword:
人工内耳
,
リハビリテーション・プログラム
pp.1329-1336
発行日 2002年11月10日
Published Date 2002/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552109949
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はじめに
人工内耳は,高度難聴児に対する聴覚的補償方法の一つである.わが国では,1985年にマルチチャンネル人工内耳の最初の手術が成功した.日本で小児への適応が始まったのは1991年のことである.1994年には健康保険が適用され,患者の経済的負担が著しく軽減された.最新の人工内耳では,複数のプログラムを内蔵できるタイプや耳掛け形のものなど,高性能化,小型化が進んでいる.本稿では,人工内耳の歴史と現状を整理したうえで,小児のリハビリテーションの概要を紹介する.
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