Japanese
English
症例報告
脊髄損傷の褥瘡により発生した皮膚癌の3例
Cutaneous Cancer Developed in the Decubitus of Spinal Cord Injury: Three Cases.
芳賀 裕
1
,
山口 智
1
,
林 輝明
1
,
堀内 静雄
1
Hiroshi Haga
1
,
Satoshi Yamaguchi
1
,
Teruaki Hayashi
1
,
Shizuo Horiguchi
1
1神奈川総合リハビリテーションセンター整形外科
1Department of Orthopaedics, Kanagawa Rehabilitation Center.
キーワード:
脊髄損傷
,
褥創
,
皮膚癌
Keyword:
脊髄損傷
,
褥創
,
皮膚癌
pp.209-212
発行日 1986年3月10日
Published Date 1986/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552105560
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はじめに
脊髄損傷では他の疾患に比較して褥瘡が高頻度に発生する.そして一度褥創が発生すると再発と治癒を繰り返し,しいては皮膚癌の発生する可能性もあると言われている.今回われわれは難治性の褥瘡より発生した扁平上皮癌3例を経験したので若干の考察を加えて報告する.
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