Japanese
English
症例報告
脳性運動障害におけるWormian Bonesについて
Wormian Bones in Cerebral Motor Disorders.
大橋 光伸
1
,
石黒 千代子
1
,
三輪 茂樹
1
,
武藤 一彦
1
Koshin Ohashi
1
,
Chiyoko Ishiguro
1
,
Shigeki Miwa
1
,
Kazuhiko Muto
1
1富山県立高志学園
1Toyama Prefectural Koshigakuen Hospital for Crippled Children
キーワード:
脳性運動障害
,
Wormian Bones
Keyword:
脳性運動障害
,
Wormian Bones
pp.291-295
発行日 1983年4月10日
Published Date 1983/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552104933
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はじめに
一般に脳性麻痺の原因として,未熟児,核黄疸,仮死などの周生期異常が大きな関連をもっていることは,周知の通りであり,その発生を減少させるため,いわゆる脳性麻痺の超早期発見,超早期治療など,多くの努力が払われているのが現状である.
しかし中には出生前に原因を求めざるを得ないような症例も存在することは事実であり,今回我々は当園にて,著名なWormian Bonesに遭遇したのを機会に,在園中の脳性麻痺児および外来患児におけるその意義について検討したので,文献的考察を加えて報告する.
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