Japanese
English
特集 ADLの評価
当院における退院片麻痺患者424例の追跡調査
A follow-up Study of 424 Hemiplegic Patients in Iizaka Hospital.
阪本 次夫
1
Tsugio Sakamoto
1
1福島県立リハビリテーション飯坂温泉病院
1Fukushima Prefectural Rehabilitation, Iizaka Spa Hospital.
キーワード:
ADL
,
生存率
Keyword:
ADL
,
生存率
pp.115-120
発行日 1981年2月10日
Published Date 1981/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552104486
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
私達が脳卒中の予後を調べるとき,生命予後,再発の予後,機能的予後等種々の角度から検討することができる.そして現在まで多方面から検討された多くの予後調査が報告されている.
近年脳卒中のリハの普及から,リハ施行者の予後調査が発表されている.その大部分は主としてADLの調査成績であるが,生命予後に関する報告もある.実際脳卒中患者のリハに携わっているものは,ADLの予後や生命予後の問題に関心をもつであろう.
最近著者はリハ施行の脳卒中患者にアンケート調査を行い,ADLの予後並びに生命予後について検討する機会を得たので,今回はADLからみたそれらの成績について述べてみたい.
Copyright © 1981, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.