Japanese
English
研究と報告
リハ病院における脳卒中患者の入院期間の検討―運動機能とADLとからの考察
A Study of Admission Period of Apoplectics in Rehabilitation Hospital.
阪本 次夫
1
Tsugio Sakamoto
1
1福島県立リハビリテーション飯坂温泉病院
1Fukushima Prefectural Rehabilitation, Iizaka Spa Hospital.
キーワード:
運動機能障害
,
ADL
Keyword:
運動機能障害
,
ADL
pp.611-615
発行日 1987年8月10日
Published Date 1987/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552106571
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はじめに
リハ病院では長期入院患者をよくみかける.極端なばあい,半年過ぎても病室の患者は同じ顔ぶれであったということがある.事実当院の平均在院日数は239.9日であり,ほぼ8カ月に及んでいる.従って著者の病院では一つのベッドが一年間に1.3人にしか利用されていない.このような状態が長く続くと,限りある施設を有効に,そして多くの患者に利用してもらうことが困難となる.おそらく多くのリハ病院においても同じような悩みがあるのではないだろうか.
今回著者は敢えて脳卒中のリハ治療の主目的となる運動機能とADLとに焦点をあて,リハ病院における治療期間を検討してみた.
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