Japanese
English
研究と報告
リハビリテーションを行った脳卒中患者の生命予後
Prognosis of the Apoplectic Patients Who were Rehabilitated.
阪本 次夫
1
,
阪場 貞夫
1
,
渡辺 宣佳
1
,
松本 淳
1
Tsugio Sakamoto
1
,
Sadao Sakaba
1
,
Yoshinobu Watanabe
1
,
Jun Matsumoto
1
1福島県立リハビリテーション飯坂温泉病院
1Fukushima Prefectural Rehabilitation, Iizaka Spa Hospital.
キーワード:
生存率
,
期待生存率
Keyword:
生存率
,
期待生存率
pp.135-139
発行日 1981年2月10日
Published Date 1981/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552104488
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はじめに
脳卒中患者の生命予後に関する報告は多数あるが,リハを施行した患者の生命予後に関しての報告は数少ない.その理由は一般の関心が脳卒中の急性期に向いてしまうせいかもしれない.しかし慢性期の脳卒中患者が,その後どのような経過をとるかを検討することも重要なことと思われる.特に最近のリハの普及から考えてリハ施行患者の機能的予後ばかりでなく,生命予後について検討することも時宜に適っているのではないかと考えられた.
そこで私達は脳卒中後遺症でリハを目的に入院した患者をアンケートの方法並びに電話で追跡し,その生命予後について検討したので,その結果を報告する.
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