一頁講座 関節・2
正常関節の解剖学
長屋 郁郎
1
1国立名古屋病院整形外科
キーワード:
関節
,
解剖学
Keyword:
関節
,
解剖学
pp.149
発行日 1978年2月10日
Published Date 1978/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552103938
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広義の関節には骨と骨との不動結合も含まれているが,一般には骨と骨との間に一定の間隙があり,その表面ほ軟骨でおおわれ,間隙は滑液により充たされた骨と骨との可動結合を関節という.
関節は,その構造上から2個の骨のみが関与する単関節(肩関節,指趾関節,etc)と2個以上の骨が関与する複合関節(肘関節,腕関節,膝関節,足関節,等)があり,また,運動性から,蝶番関節,球関節,顆状関節,車軸関節,鞍関節,平面関節に分けられる.
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