発行日 2002年10月10日
Published Date 2002/10/10
DOI https://doi.org/10.15106/J04037.2003136899
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標題の関節マーカーのうち基質分子マーカーであるコラーゲン架橋のピリジノリン(Pyr),非コラーゲン蛋白質のYKL-40,及び酵素マーカーであるmatrix metalloproteinases(MMP)とtissue inhibitors of metalloproteinase(TIMP)の有用性につい32名の患者を対象に検討した.その結果,尿中Pyr値は膝のX線gradeを,血清YKL-40,血漿MMP-3,TIMP-1の値は関節の炎症状態を反映する可能性が示唆された.同時に行った全身性骨関節症32名の検討では尿中のPyr,YKL-40,MMP-3が膝OA群よりも高値であった
©Nankodo Co., Ltd., 2002