Japanese
English
特集 手とリハビリテーションⅡ
手部切断に対する義手と問題点
Partial Hand Amputations and Their Prostheses.
加倉井 周一
1
,
古川 宏
2
Shuichi Kakurai
1
,
Hiroshi Furukawa
2
1東京都補装具研究所
2東京都心身障害者福祉センター肢体不自由科
1Tokyo Metropolitan Prosthetic and Orthotic Research Institute.
2Tokyo Metropolitan Rehabilitation Center for the Physically and Mentally Handicapped.
キーワード:
手部切断
,
義手
Keyword:
手部切断
,
義手
pp.499-504
発行日 1977年7月10日
Published Date 1977/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552103812
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はじめに
手部切断は日常比較的よく見る切断部位であるが,通常は装飾用義手または義指(cosmetic hand or finger)を処方して終る例が多い.しかし切断者によっては手指の把持機構の代償としての機能的な作業義手(partial hand prosthesis)の適応となる症例も存在する.一般にこの部位における義手についてはまとまった業績があまりないのが実情である.そこでわれわれが過去5年間に経験した症例供覧とともに,文献考察を加えながら検討を行う.
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