Japanese
English
特集 装具―最先端と臨床
小児の装具―脳性麻痺を中心に
Current trends in orthotic management of children.
問川 博之
1
,
磯田 功司
1
Hiroyuki Toikawa
1
,
Koshi Isoda
1
1日本心身障害児協会島田療育センターリハビリテーション科
1Department of Rehabilitation Medicine, Shimada Rehabilitation Center
キーワード:
小児
,
脳性麻痺
,
短下肢装具
,
痙縮抑制装具
,
側彎症装具
Keyword:
小児
,
脳性麻痺
,
短下肢装具
,
痙縮抑制装具
,
側彎症装具
pp.1303-1310
発行日 2012年10月10日
Published Date 2012/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552103697
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はじめに
脳性麻痺(cerebral palsy;CP)の子どもに対する装具療法は,機能的療法と並んで,運動機能改善を目的とした治療の根幹をなすものである.しかしながら,小児領域では,装具の有効性に関するエビデンスの蓄積に乏しく,未だに経験的判断や試行錯誤によって装具が選択されているのが実情である.本稿では,CPを中心に,小児装具の特殊性,臨床で処方することの多い短下肢装具(ankle-foot orthosis;AFO)の適応と考え方,さらに近年の話題として痙縮抑制装具と動的脊柱装具について概説する.
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