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実践講座 体幹装具・下肢装具—私はこう選んでいる・4
神経筋性側弯症に対する体幹装具
Spinal orthoses for neuromuscular scoliosis
問川 博之
1
Hiroyuki Toikawa
1
1島田療育センターリハビリテーション科
1Department of Rehabilitation Medicine, Shimada Ryoiku Center
キーワード:
神経筋性側弯症
,
体幹装具
,
脳性麻痺
,
筋ジストロフィー
Keyword:
神経筋性側弯症
,
体幹装具
,
脳性麻痺
,
筋ジストロフィー
pp.929-934
発行日 2017年9月10日
Published Date 2017/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552201091
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はじめに
神経筋性側弯症(neuromuscular scoliosis;NMS)は,神経疾患や筋疾患に伴って生じる脊柱側弯症である.NMSの基礎疾患は多岐にわたるが(表1)1),リハビリテーション医療でよくみられるものは,脳性麻痺(cerebral palsy;CP),またはDuchenne型筋ジストロフィー(Duchenne muscular dystrophy;DMD)に伴う側弯症である.本稿では,これらの側弯症に対する装具療法の考え方について,自験例を交えて解説していく.
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