Japanese
English
特集 脳性麻痺の歩行機能改善をめざした治療
装具療法
Orthotic management for improving ambulatory function in children with cerebral palsy
問川 博之
1
Hiroyuki Toikawa
1
1日本心身障害児協会島田療育センターリハビリテーション科
1Department of Rehabilitation Medicine, Shimada Rehabilitation Center
キーワード:
脳性麻痺
,
小児
,
下肢装具
,
歩行補助具
Keyword:
脳性麻痺
,
小児
,
下肢装具
,
歩行補助具
pp.107-112
発行日 2016年2月10日
Published Date 2016/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552200500
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はじめに
脳性麻痺(cerebral palsy;CP)の子供を対象としたボツリヌス治療に関する欧州コンセンサス(European Consensus 2009)1)にも示されているとおり,装具療法は,理学療法などの機能訓練に加え1〜2歳から導入される基礎的な治療法である.本稿では,幼児期〜学童期CPの歩行機能改善を目的とした治療において,下肢装具や歩行補助具がどのように選択され処方されているかについて解説していきたい.
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