Japanese
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講座
リハビリテーション診断学(11)―脳性麻痺の診察法(発達診断学的診察)
Diagnostic Method of Motor Pattern of Cerebral Palsy Using Developmental Concepts.
梶浦 一郎
1
Ichiro Kaziura
1
1聖母整肢園
1Seibo Hospital for Crippled Children.
キーワード:
スクリーニング
,
正常発達
,
原始運動様式
,
異常発達
Keyword:
スクリーニング
,
正常発達
,
原始運動様式
,
異常発達
pp.925-934
発行日 1976年11月10日
Published Date 1976/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552103666
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はじめに
脳性麻痺(以下CPとする)の発達診断学的診察といえば,「発達」に関する事実を利用してCPという診断を下す場合と,すでにCPと診断のついた症例を治療するに当り,発達年齢を評価して,治療の効果,またはその後の目標の設定を行なうのに役立てようとする場合とがある.いずれの場合にも,一定の基準に沿って進む正常児の発達と比較し,その何歳時に相当するかをもってあらわすものである.なお,CPの発達診断は,心理的,あるいは,言語機能などの発達をも含めて行なうべきものであるが,ここでは運動発達だけについて述べる.
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