特集 聴覚障害者のリハビリテーション
座談会 聴覚障害者のリハビリテーションをめぐって(昭和51年4月26日,於医学書院)
田中 美郷
1
,
小畑 修一
2
,
十時 晃
3
,
高橋 光夫
4
,
井口 昭
5
,
上田 敏
6
,
関 宣正
7
,
岡本 途也
8
1帝京大学耳鼻咽喉科
2東京教育大学付属聾学校
3日本聾話学校
4東京都立立川ろう学校
5東京都練馬区立石神井小学校
6東京大学付属病院リハビリテーション部
7東京都心身障害者福祉センター
8昭和大学耳鼻咽喉科
pp.743-749
発行日 1976年9月10日
Published Date 1976/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552103632
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
岡本(司会) 聴覚障害者のリハビリテーションといっても,この問題は広く,単なる聴覚障害だけではすみません.聴覚を障害したものは,コミュニケーションがとれないから,社会から隔絶されるという大きなハンディを持っています.とくに乳幼児期,あるいは学齢期前に聴覚を障害されると,言葉を覚えられない,言葉が話せない,知識ものびないという,大きな障害となります.このため,問題は,非常に複雑ですので先生方にもいろいろとご意見があるかと思います.よろしくお願いします.
Copyright © 1976, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.