Japanese
English
調査
スポーツ大会に出場した脊損者170人の現況
170 Paraplegics Participating in Wheelchair Basketball Games.
林 輝明
1
,
山口 智
1
,
安藤 徳彦
1
,
高浜 晶彦
1
,
橋谷 俊胤
1
,
丸山 正光
1
,
川崎 二三子
1
,
尾鷲 誠
1
Teruaki Hayashi
1
,
Satoshi Yamaguchi
1
,
Norihiko Ando
1
,
Akihiko Takahama
1
,
Toshiaki Hashiya
1
,
Masamitsu Maruyama
1
,
Fumiko Kawasaki
1
,
Makoto Owase
1
1神奈川県総合リハビリテーションセンター
1Kanagawa Rehabilitation Center.
キーワード:
脊髄損傷者
,
車椅子バスケットボール
,
身障者スポーツ
,
泌尿器科的問題
Keyword:
脊髄損傷者
,
車椅子バスケットボール
,
身障者スポーツ
,
泌尿器科的問題
pp.1001-1006
発行日 1975年12月10日
Published Date 1975/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552103447
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身障者のスポーツ,特に脊髄損傷者のスポーツは,最近盛んになってきており,時々マスコミにも取り上げられるようにもなってきた.われわれは,全国バスケットボール競技大会に出場した脊損者を,アンケートにより調査し,その現況と問題点を倹討した.年齢層が若く,職業も多岐に渡り,収入も比較的落着いており,乗用車の保持率も高く,全体的にめぐまれた脊損者が多い.さらに泌尿器科的な問題があまりにも放置されていることは大きな警告として受けとった.現在の状況は,まだまだ地域への身障スポーツの浸透は徹底されていず,今後,身障スポーツがいかにリハビリテーションの一環として効果をあげるかが問題であり,われわれはそれを期待したい.
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