ひと
川崎医科大学リハビリテーション科主任教授になられた 明石 謙(あかし・けん)氏
水野 祥太郎
1
1川崎医科大学
pp.599
発行日 1975年7月10日
Published Date 1975/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552103375
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40歳の働きざかり,岡山県東部の産.岡大卒昭和34年,経歴の最初から「ひかり」整肢園につとめた生粋のリハビリテーション畑,38年から41年までアメリカ.主としてラスクのもとで磨きをかけ,岡大病院の中央部門としてのリハビリテーション部を発足せしめた.下肢の装具と義肢,筋電図にふかい造詣をもち,今後もその方面への期待がもたれる.白面のお人柄であって,岡山人ばなれしたところが誰にも好かれる所以であろうか.
50年4月から川崎医科大学のリハビリテーション科主任教授として迎えることとなった.リハビリテーション学院は,2年目となり,この人を得て,大きく充実していくことと思われる.イギリス式をとりいれた特色のある実技派の技術者をつくる目漂を生かせていただき,数年後,短大へ移行するにふさわしい内容が盛り上げられることを望まれている.
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