ひと
第18回日本リハビリテーション医学会総会会長になられた 明石 謙(あかし・けん)先生の横顔
武智 秀夫
1
1岡山大学
pp.340
発行日 1981年4月10日
Published Date 1981/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552104533
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先生は昭和34年岡大卒,整形外科入局後香川県のひかり整肢学園に勤務され,38年から42年までアメリカでリハ医学を研鑽,帰国後岡山大学で本格的にリハ医学の実践をされた.50年に川崎医大リハ科教授に就任,同時にリハ学院副学院長も兼務され,PT,OTの育成にあたられている.
先生が整肢学園にいる時,恩師から「無重力状態でのCP児のEMG」を検討するようにいわれた.「無重力状態」とは「泳いでいる時」ということだそうで,かなり悪戦苦闘をされたようだ.その顛末は知らないが,こうした事が先生をリハ医学にかり立てたのでないかと思っている.
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