一頁講座 自助具・8
リウマチの摂食用自助具の1例
吉原 明
1
1さがみ緑風園
キーワード:
リウマチ
,
摂食用自助具
Keyword:
リウマチ
,
摂食用自助具
pp.685
発行日 1974年9月10日
Published Date 1974/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552103203
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食事動作は正常人の場合,はしを使用して食事する際,食物を口に運ぶための動作は,主に肩の外転,肘の屈曲,前腕回外の動きを要し,筋力は肩,前腕,指にそれぞれ3程度の力を必要とする.
重度のリウマチ患者の多くは,手指や関節に変形や脱臼,筋力に著しい低下があるが,はしを使うことができなくても,調理の際に少しの配慮があれば,かなり重度の機能障害があっても,フォークやスプーンでみずから食事ができる人が多い.
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