Japanese
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講座
言語障害のリハビリテーション(1)―総 説
Rehabilitation of Communication Disorders: An Overview.
笹沼 澄子
1,2
Suiko Sasanuma
1,2
1東京都老人総合研究所言語聴覚研究室
2東京都養育院付属病院言語聴覚診療科
1Tokyo Metropolitan Institute of Gerontology
2The Yoikuin Tokyo Metropolitan Hospital.
キーワード:
言語障害の種類と特徴
,
評価・治療原則
,
予後
Keyword:
言語障害の種類と特徴
,
評価・治療原則
,
予後
pp.331-336
発行日 1974年4月10日
Published Date 1974/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552103127
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【抄録】 言語による意思の疎通ないしコミュニケーション機能になんらかの障害をもつ人人―言語障害者―の数は,人口の5%と推定され,医学・教育・社会の各領域にまたがる多くの問題を提議している.言語障害といっても,もちろんその種類や問題の性質はさまざまであり,したがってそのリハビリテーション対策も一様ではない.
今回は,この講座の第1回として,まずこれら言語障害の種類と特徴,およびこうした障害を背負う人々のリハビリテーションを企画するにあたっての基本理念,障害の評価・治療原則などを総括的に述べる.次回から数回にわたる各論では,おもな言語障害の種類を個々にとりあげ,具体的な対策の記述を試みる予定である.
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