Japanese
English
研究と報告
脳性麻痺の運動巧緻性について―歩行移動の動作・時間研究
Motor Skills of Cerebral Palsy: Motion Time Study in Gait.
中村 隆一
1
,
斉藤 宏
1
,
森山 早苗
1
Ryuichi Nakamura
1
,
Hiroshi Saito
1
,
Sanae Moriyama
1
1東京都神経科学総合研究所リハビリテーション研究室
1Tokyo Metropolitan Institute for Neurosciences Department of Rehabilitation.
キーワード:
脳性麻痺
,
動作時間研究
,
動作パターン分析
,
運動巧緻性
Keyword:
脳性麻痺
,
動作時間研究
,
動作パターン分析
,
運動巧緻性
pp.325-330
発行日 1974年4月10日
Published Date 1974/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552103126
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【抄録】 正常者,脳性麻痺での歩行移動動作の平均所要時間(速度)とそのばらつき(正確さ)の年齢的推移につき検討した.その結果,脳性麻痺では正常者と比較して速度のおくれより動作時間のばらつきが大きいことに特徴がみられた.これらの原因として動作・運動パターン(フォーム)の異常がある.運動巧緻性の面からみると,脳性麻痺では動作時にみられる異常運動,正確さの久損がまず治療の対象になるものである.
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