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講座
筋収縮のメカニズム(4)―生体力学と筋力
Mechanism of mascular contraction (4)
大井 淑雄
1
Yoshio Ooi
1
1自治医科大学整形外科
1Department of Orthopedic Surgery, Jichi Medical School.
キーワード:
等尺性
,
等張性
,
等運動量性
Keyword:
等尺性
,
等張性
,
等運動量性
pp.935-940
発行日 1973年9月10日
Published Date 1973/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552103013
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筋肉を腱との結合状態および形態から見て分類すると図1に示すごときものが挙げられる.fusiform紡錘状,quadrate長方形状,strap-like帯状,triangular三角状,unipennate単羽状,bipennate双羽状,そしてmultipennate多羽状などである.
これらの形をした筋肉が腱を介して骨に附着する場合に筋のoriginやinsertionの骨に対する方向により筋収縮により発生する力も変わることが理解されるであろう.また筋肉のoriginとinsertionは単純な一次元の直線上にあると考えてよいものでなく捻転もあり得る.
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