Japanese
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講座
筋収縮のメカニズム(5)―興奮収縮連関について
Mechanism of mascular contraction (5): exciration-contraction coupling.
大井 淑雄
1
Yoshio Ooi
1
1自治医科大学整形外科
1Department of Orthopedic Surgery, Jichi Medical School.
キーワード:
E.C.coupling
,
膜電位
,
活動電位
,
カルシウムイオン
,
小胞体
Keyword:
E.C.coupling
,
膜電位
,
活動電位
,
カルシウムイオン
,
小胞体
pp.1022-1026
発行日 1973年10月10日
Published Date 1973/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552103032
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筋肉の収縮蛋白系は主としてmyosinとactinから成り,その両者がactomyosinとしてATPの存在下に収縮をおこし,試験管内では超沈澱という現象でとらえられることは既述したが,この収縮蛋白系にはどのようにして刺激が作用するのであろうか.筋肉にたとえば電気刺激を行なえば収縮するけれどもそのメカニズムはどうなっているか.そのような問題はGalvaniの発見以来多くの人々の注意を引きつけて来た.
組織の興奮性というものに関する研究はかなり長いそして興味ある背景を持っている.
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