Japanese
English
特集 片麻痺のリハビリテーションⅠ
片麻痺のリハビリテーションにおけるいくつかの問題点
Some topics on medical rehabilitation of hemiplegic patients.
横山 巖
1
Iwao Yokoyama
1
1神奈川県老人福祉事業団七沢病院
1Nanasawa Hospital,Institute of Rehabilitation and Geriatrics Research
キーワード:
片麻痺
,
胃潰瘍
,
視空間失認
,
偏側性骨萎縮
,
フェノールブロック
Keyword:
片麻痺
,
胃潰瘍
,
視空間失認
,
偏側性骨萎縮
,
フェノールブロック
pp.9-17
発行日 1973年1月10日
Published Date 1973/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552102849
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
【抄録】片麻痺のリハビリテーションにおける種々の問題点の中で,われわれが今までに検討を加えたいくつかの項目について概括的に紹介した.まず,評価上の問題点として,片麻痺の心電図異常所見,胃潰瘍の合併とその性状,歩行阻害因子としての深部知覚障害・小脳性運動失調・大便失禁・水平性認識の歪み・垂直性認識の歪み,肩関節の亜脱臼に対するアームスングの適応の有無,股および肩関節における異所性化骨の合併,偏側性骨萎縮とカルシウリム代謝などについて述べた.また,治療面では経皮的神経フェノールブロックと外科手術(足部再建手術)の有用性について述べた.
Copyright © 1973, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.