Japanese
English
研究と報告
片麻痺患者の義足装着―症例報告とその問題点
Prosthetic Fitting of the Above-Knee Amputee with Hemiplegia: Case Report and Its Problems.
栢森 良二
1
,
荻島 秀男
1
,
尾賀 幹
1
,
桜井 炳一郎
1
,
坂口 光晴
1
,
真島 東一郎
2
Ryoji Kayamori
1
,
Hideo Ogishima
1
,
Miki Oga
1
,
Heiichiro Sakurai
1
,
Misuharu Sakaguchi
1
,
Toichiro Majima
2
1東京都養育院附属病院リハビリテーション部
2大牟田労災病院
1Department of Rehabilitation Medicine, Tokyo Metropolitan Geriatrics Hospital.
2Ohomuta Rosai Hospital.
キーワード:
片麻痺
,
義足装着
Keyword:
片麻痺
,
義足装着
pp.839-843
発行日 1977年11月10日
Published Date 1977/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552103875
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まえがき
脳卒中片麻痺と下肢切断の合併は決して少なくないと思われる.しかしながら,老人の場合には合併症などが付け加わり,義足を処方することに対して消極的にならざるをえないという情況であったであろう.今日,脳卒中片麻痺のリビリテーション治療の体系と,装具・義足の進歩と相まって,老人の片麻痺かつ下肢切断者の義足装着の数が多くなってくると思われる.われわれは,ここで症例報告の中から,片麻痺患者の義足装着の適応についての問題点を考察したい.
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