Japanese
English
特集 運動器の10年―成果と課題
手外科の立場から
From the situation of surgery of the hand.
清水 弘之
1
,
別府 諸兄
1
,
大森 みかよ
2
Hiroyuki Shimizu
1
,
Moroe Beppu
1
,
Mikayo Omori
2
1聖マリアンナ医科大学整形外科学講座
2聖マリアンナ医科大学附属病院リハビリテーション部
1Department of Orthopaedic Surgery, St Marianna University School of Medicine
2Department of Rehabilitation, St Marianna University School of Medicine
キーワード:
手の外科
,
ハンドセラピスト
,
リハビリテーション
Keyword:
手の外科
,
ハンドセラピスト
,
リハビリテーション
pp.1053-1059
発行日 2011年11月10日
Published Date 2011/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552102265
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はじめに
この10年間で手の外科領域では,日常臨床で遭遇する腱損傷や最小侵襲手技に関連した骨折治療の問題に始まり,関節鏡の進歩,患者立脚型の評価表の導入,末梢神経障害の問題などいろいろな話題や進歩があった.これらについてリハビリテーションの観点から解説するとともに,ハンドセラピストの役割や活動についても言及する.さらにこの10年で行ってきた日本手外科学会の専門医制度の導入,研修・施設基準と法人化への取り組みについても述べる.
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