Japanese
English
特集 手の外科の最近の進歩
ハンドセラピストの現状と今後の課題
Current situation and future challenges of hand therapists in Japan.
大森 みかよ
1
,
別府 諸兄
2
,
坪田 貞子
3
Mikayo Omori
1
,
Moroe Beppu
2
,
Sadako Tsubota
3
1聖マリアンナ医科大学病院リハビリテーション部
2同整形外科教室
3札幌医科大学病院リハビリテーション部
1Department of Rehabilitation Medicine, St Marianna University School of Medicine Hospital, St Marianna University School of Medicine
2Department of Orthopaedic Surgery, St Marianna University School of Medicine
3Department of Rehabilitation Medicine, Sapporo University School of Medicine Hospital
キーワード:
ハンドセラピィ
,
日本ハンドセラピィ学会
,
ハンドセラピスト
Keyword:
ハンドセラピィ
,
日本ハンドセラピィ学会
,
ハンドセラピスト
pp.427-432
発行日 2005年5月10日
Published Date 2005/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552100095
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はじめに
ハンドセラピィはリハビリテーションの一分野として,手を使用し,作業する人間をモデルとした作業療法のなかで,必然的にまた独特に発展した分野である.現在,手の外科医とともに多数の作業療法士・理学療法士が臨床に携わり,日本ハンドセラピィ学会会員として100余名が登録している.
1988年に6名のセラピストを発起人として発足した日本ハンドセラピィ学会は,翌89年に第1回学術集会を開催以来,さまざまな活動を通して,いくつかの転機を迎えながら2005年で17年目となる.ここではハンドセラピィの意義と歴史について概説し,日本ハンドセラピィ学会事務局の立場から,学会の活動を通して,ハンドセラピストの現状と今後の課題について述べる.
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