学会印象記
第46回日本リハビリテーション医学会学術集会
下堂薗 恵
1
1鹿児島大学大学院医歯学総合研究科リハビリテーション医学
pp.972-974
発行日 2009年10月10日
Published Date 2009/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552101622
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第46回日本リハビリテーション医学会学術集会は,2009年6月4日(木)~6日(土)の3日間,静岡市にある静岡県コンベンションアーツセンター「グランシップ」で開催されました.今回は慶應義塾大学月が瀬リハビリテーションセンターの木村彰男教授の大会長のもと,メインテーマに「リハビリテーション医学-夢と希望への挑戦-」が掲げられました.
本学術集会は盛大かつ緻密なもので,リハビリテーション医学が解明,あるいは治療の開発を急ぐべき課題と,現在におけるその到達点が成果として示され,今後の研究展開に大きな期待を抱かせるものでした.また,木村会長の「1万人に及ぶ会員を擁するリハビリテーション医学会の横断的な領域をカバーするには,多くの観点からの切り口が必要」という考えのもと,魅力ある講演やシンポジウム,一般演題がプログラムに数多く盛り込まれ,参加者にとって十分な研究成果の発表と充実した学習の機会になったと思います.
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