Editorial
第46回日本リハビリテーション医学会学術集会開催にあたって
木村 彰男
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1慶應義塾大学月が瀬リハビリテーションセンター
pp.221
発行日 2009年4月18日
Published Date 2009/4/18
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- 文献概要
第46回日本リハビリテーション医学会学術集会は,6月4日より6日まで霊峰富士をあおぐ静岡市で開催されます.メインテーマは,各診療科と横断的に連携をとり,理工学など他の分野と学際的アプローチを展開するリハビリテーション(以下,リハ)医学の特徴を生かし,新しい未来が切り開かれるべく,「リハビリテーション医学-夢と希望への挑戦-」と致しました.
メインテーマを受けて,向井千秋宇宙飛行士による特別講演を企画するとともに,宇宙 医学とBrain Machine Interfaceに関する2つの先端シンポジウムを設けましたが,必ずや会員の皆様にも興味を持っていただけるものと自負しております.脳卒中を始めとする6つのシンポジウム,1つずつのパネル・ワークショップを企画するとともに,20題に及ぶ教育講演,15題に及ぶ共催セミナーもプログラムに盛り込みました.多少欲張った感はありますが,リハ医学のカバーする多くの領域を扱い,先端知識の吸収とともに生涯教育の場を提供し,資格維持のための単位取得が求められる昨今の学術集会の方向性を示す場となれば幸いです.教育講演ではHonorary memberである木村淳先生からの電気生理学の講演後に,内外の専門家からのコメントをもらうという特別教育セッションも新しい試みとして取り入れました.国際化を意識し,外国からはCorresponding memberを含む6名のリハ専門医を招いております.
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