学会報告
第65回神奈川リハビリテーション研究会
小泉 亜紀
1
1神奈川県立総合療育相談センター
pp.782-784
発行日 2009年8月10日
Published Date 2009/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552101581
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1.養護学校支援―5年間の取り組みの報告
神奈川県立総合療育相談センター
平 昭三郎・小泉 亜紀・井上 保
中平 陽子・今井 真紀・荻野 直子
リハビリテーション科医師と理学療法士が肢体不自由系の県立養護学校の教師を支援する目的で始めた.リハビリテーション科医師が2校,4回,PTが6校,58回でスタートしたが,2007年度にはリハビリテーション科医師6校,19回,PTは10校,70回,OT 3校,7回,ST 1校,1回にまで広がった.施設内で関わってきた内容を教師と協同して学校生活に生かし,子どもにとってよりよい状況で学校生活を送る支援ができる機会がもてた.学齢期の子どもの実態,実情を通し,乳幼児期の療育にフィードバックすることができた.それぞれの職種や施設間の役割,専門性などについて,学校側の理解が深まる機会となった.
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