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増大特集 リハビリテーション医学2007―最近10年の動向とエビデンス
リハビリテーション・アプローチ
フィットネス
Physical fitness.
小林 一成
1
Kazushige Kobayashi
1
1東京慈恵会医科大学第三病院リハビリテーション科
1Department of Rehabilitation Medicine, Jikei University Daisan Hospital
キーワード:
体力
,
筋力強化運動
,
運動プログラム
Keyword:
体力
,
筋力強化運動
,
運動プログラム
pp.1205-1208
発行日 2007年10月10日
Published Date 2007/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552101087
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はじめに
リハビリテーションで用いられる“フィットネス”(fitness)は,主に“体力”(physical fitness)の意味で使われており,これは単なる筋の強さや持久力以外に,体の柔軟性,運動の敏捷性や巧緻性,心肺機能,代謝機能,防衛体力(免疫力)などの要素が含まれた総合的な概念と考えられ,その評価も総合的に行われる必要がある.とくにリハビリテーション領域では運動障害を有する人が対象となるため,これらの要素ごとに廃用あるいは不動化の影響を受けて機能が低下し,フィットネスの低下を招いていると考えられる.
ここでは障害と関連したフィットネスを高めるリハビリテーション・アプローチについて最近の動向を概説する.
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