Japanese
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増大特集 リハビリテーション医学2007―最近10年の動向とエビデンス
リハビリテーション・アプローチ
嚥下障害
Recent advances in clinical dysphagia.
藤島 一郎
1
Ichiro Fujishima
1
1聖隷三方原病院リハビリテーション科
1Department of Rehabilitation Medicine, Seirei Mikatahara General Hospital
キーワード:
嚥下のメカニズム
,
嚥下障害検査法
,
嚥下訓練法
Keyword:
嚥下のメカニズム
,
嚥下障害検査法
,
嚥下訓練法
pp.1125-1130
発行日 2007年10月10日
Published Date 2007/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552101075
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はじめに
嚥下障害は古くから知られている問題であるが,リハビリテーション領域で取り組みが始まったのは比較的最近のことである1,2).日本摂食・嚥下リハビリテーション学会は1995年に研究会としてスタートし,1997年に学会となって今年で10年(研究会からでは12年)が経過しているが,それと歩調を合わせるかのように内外の嚥下障害に関する知見は驚くほど増加した.それらを網羅することは不可能であり,本稿では筆者らの研究を紹介しながら最近10年の主な動向を述べることとする.
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