Japanese
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実践講座 心理評価 6
リハビリテーションチームおよび社会との接点
How to view neuropsychological assessments practically in rehabilitation of the patient with traumatic brain injury.
青木 重陽
1
,
鄭 健錫
1
,
大橋 正洋
1
,
坂本 久恵
1
Shigeharu Aoki
1
,
Kenshaku Tei
1
,
Masahiro Ohashi
1
,
Hisae Sakamoto
1
1神奈川県リハビリテーション病院リハビリテーション科
1Kanagawa Rehabilitation Hospital
キーワード:
脳外傷
,
高次脳機能障害
,
神経心理学的検査
Keyword:
脳外傷
,
高次脳機能障害
,
神経心理学的検査
pp.569-574
発行日 2006年6月10日
Published Date 2006/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552100321
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はじめに
高次脳機能障害の評価には神経心理学的検査が大きな役割を担っている.しかし,一方では,神経心理学的検査に関して,その問題点や限界も報告されてきた1).
神奈川県リハビリテーション病院(以下,当院)には,年間100名以上の高次脳機能障害を伴う患者(以下,高次脳機能障害者)の入院がある.当院においては,かねてより高次脳機能障害の評価に神経心理学的検査を用い,その結果を有用な情報として活用してきた.本稿では,これらの経験をもとに,高次脳機能障害における心理評価の臨床応用について述べていきたい.
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