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特集 小児リハビリテーションの最新情報
ADL評価
Functional assessment in pediatrics.
問川 博之
1
,
里宇 明元
1
,
高橋 秀寿
2
Hiroyuki Toikawa
1
,
Meigen Liu
1
,
Hidetoshi Takahashi
2
1慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学教室
2国立成育医療センターリハビリテーション科
1Department of Rehabilitation Medicine, Keio University School of Medicine
2Department of Rehabilitation Medicine, National Center for Child Health and Development
キーワード:
機能評価
,
日常生活活動
,
小児
Keyword:
機能評価
,
日常生活活動
,
小児
pp.523-532
発行日 2006年6月10日
Published Date 2006/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552100315
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はじめに
小児リハビリテーションの主な目的は,日常生活上の活動(daily life activities)を遂行するために必要な能力を獲得させることにある.したがって,リハビリテーション治療の計画やその効果判定の際には,能力低下(disability)に焦点をあてた評価が不可欠である.
能力低下を指向した評価は,機能評価(functional assessment)としても知られており1),今日では,Functional Independence Measure for Children(WeeFIM)2)やPediatric Evaluation of Disability Inventory(PEDI)3)のような信頼性と妥当性に裏付けられた尺度が普及しつつある.本稿では,このような機能評価尺度の概要と日常臨床における利用法,今後の課題について概説する.
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