巻頭言
わが国作業療法の40年
宮前 珠子
1
1聖隷クリストファー大学リハビリテーション学部
pp.407
発行日 2005年5月10日
Published Date 2005/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552100091
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わが国初の作業療法士(以下,OT)養成校である国立療養所東京病院付属リハビリテーション学院ができたのは1963年,定員は20名,初の卒業生5名を1966年に送り出した.ちなみにこの年の国家試験合格者は特例試験受験者を含め20名であった.
そして40年後の今年,2005年1月現在OT養成校は152校(173課程),入学定員は6,285名となり,OT有資格者数は26,069名を数える.厚生労働省は,OTの需要数を2004年度で33,000名としたが,日本リハビリテーション施設協会は2015年に110,600人が必要であると推計している.
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