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特集 PT学会・OT学会から
わが国における作業療法―今後の発展のために 第3回OT学会シンポジウムより
Occupational therapy in Japan for future development
富岡 詔子
1
,
寺山 久美子
2
,
浅海 捷司
3
,
吉村 澄江
4
,
上田 敏
5
,
松井 紀和
6
Noriko TOMIOKA
1
1リハビリテーション学院
2都立心身障害者福祉センター
3国立武蔵療養所
4伊豆韮山温泉病院
5東大病院リハビリテーション・センター
6山梨日下部病院
pp.10-26
発行日 1969年10月9日
Published Date 1969/10/9
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518100248
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司会 今回のシンポジウムでは立場を異にする医師およびOTのかたがたに演者になっていただきまして,まずOTのかたには,シンポジウムのテーマ“わが国の作業療法=今後の発展のために=”について‘具体的にははたしてOTが治療またはリハビリテーションのうえでどのくらい役だっているか’‘またもっとより役だつためには,これからどうしていったらいいか’ということをまず身体障害者を対象にしたOTの立場から東京都心身障害福祉センター勤務の寺山さん,同様に障害者対象のOTの立場から武蔵療養所勤務の浅海さん,それからOTの教育問題とか,社会的な身分についての問題を韮山病院勤務の吉村さんにお話ししていただきます.医師の立場から,また,チームリーダーとしての身体障害者のリハビリテーションを専門にやっていらっしゃいます東大病院中央診療部の上田先生,精神科の分野から山梨日下部病院の松井先生にそれぞれ‘OTにどういうことを望むか’ということをお話ししていただきたいと思います.
それでは,はじめに身体障害者のOTの立場から都立身体障害福祉センター勤務の寺山久美子さんにお願いしたいと思います.
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