新春対談
わが国における薬物療法の現状と将来
砂原 茂一
1
,
石崎 高志
2
1元国立療養所東京病院
2国立病院医療センター臨床薬理室
pp.150-157
発行日 1979年1月10日
Published Date 1979/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402215742
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薬剤治療は現在でも内科的治療の根幹をなすものであるが,従来はいわゆる常用量という考え方の下にばくぜんとした投与法が行われていたにすぎない.しかし近年,臨床薬理学が抬頭するに及んで,血中濃度など生体とのきめ細かな関連において,科学的根拠に基づいた効果的な薬剤治療が行われるようになってきている.この領域の専門家おふたりに薬剤治療の今後について語っていただいた.
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