特集 目標に基づく理学療法のための臨床推論—症状・疾患別の実際
立ち上がり動作制限
田邉 龍太
1
,
野尻 晋一
2
,
大久保 智明
1
,
江口 宏
1
,
村尾 彰悟
1
Ryuta TANABE
1
,
Shinichi NOJIRI
2
,
Tomoaki OKUBO
1
,
Hiroshi EGUCHI
1
,
Shogo MURAO
1
1訪問看護ステーション清雅苑
2介護老人保健施設清雅苑
キーワード:
バイオメカニクス
,
身体重心
,
支持基底面
,
床反力作用点
,
一日の生活
Keyword:
バイオメカニクス
,
身体重心
,
支持基底面
,
床反力作用点
,
一日の生活
pp.542-548
発行日 2021年5月15日
Published Date 2021/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551202305
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Point
●座位〜臀部離床前,臀部離床〜足関節最大背屈位,足関節最大背屈位〜股関節伸展終了の3相に分けて動作を観察する.1相では体幹前傾,2相では臀部離床,3相では身体重心の上方への移動が行われる
●立ち上がり動作は左右対称に行われる動作であり,矢状面だけでなく前額面での観察も必要である
●立ち上がり動作の評価は身体機能に加え,環境や一日の生活の流れを把握して行わなければならない
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