クリニカル・ヒント 
                        
                        
                
                  
                  
                  
                  
                            
                                    
                                    
                                    
                                    
                            
                            
                
                
                
                            
                            
                  
                            
                                
                            
                        
                
                
                
                            
                        
                
                
                            
                            
                            
                  
                            
                                    
                                    立ち上がり動作
                                    
                                    
                            
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                        
                                            
                                                駒沢 治夫
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                                
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                  1北村山公立病院県立リハビリテーションセンター
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                            
                            
                        
                
                            
                            
                        
                
                pp.120
                
                
                
                  
                  
              
              
              
                  発行日 1987年2月15日
                  Published Date 1987/2/15
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518103732
                
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- 文献概要
動物の進化の中で人間が立ち上がり,歩行することによって獲得したものは計り知れず,今日の我々へと繋がっている.不幸にして病に倒れ安静を強いられ臥床している者にとっては,人間らしく生きぬくためにどうしても立ちたいあるいは立たせてもらいたいという願望が強く,立った時の喜びもひとしおであろうと思う.立ちたいという臥床者の中には,立てたら歩けるのだという自分なりの計算が含まれている.そこでPTの立場から考えると立たせるということは訓練プログラムの一過程に過ぎないことかも知れないが改めて考えてみたい.
立ち上がり動作はその面の高さより,平面(床面)上と一定の高さの台すなわち腰掛け位の2つに大きく分けることが出来る.日本の家屋構造上どうしても床面より立つことが重要視され,特に老人は床からの立ち上がりを固執する.
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