The Japanese Journal of Physical Therapy and Occupational Therapy
Volume 19, Issue 2
(February 1985)
Japanese
English
研究と報告
リウマチ患者の椅子からの立ち上がり動作
How Rheumatoid Arthritic Patients Stand up from a Chair
大田 近雄
1
,
白川 康彦
1
,
津島 隆典
1
,
椎野 泰明
1
Chikao OTA
1
,
Yasuhiko SHIRAKAWA
1
,
Takanori TSUSHIMA
1
,
Yasuaki SHIINO
1
1社会保険広島市民病院理学診療科
1Dept. of Rehabilitation, Hiroshima City Hospital.
pp.113-117
発行日 1985年2月15日
Published Date 1985/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518103265
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はじめに
慢性関節リウマチ(以下RAと略)は関節を中心とした進行性,破壊性の特徴を有する疾患である.日常生活動作(以下ADLと略)からみれば和式生活では自立が困難なものが洋式生活へ転換することで自立が可能になってきている中において椅子の果す役割はますます重要にたってきているが,RA患者の椅子からの立ち上がりについての報告は少ない.そこで我々はRA患者の特徴的な立ち方に着目し,その背景について調査し知見を得たので報告する.
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